このテーマを人に頼まれていて
ずっと書こうと思っていてなかなか書けず、、、やっと書くことにしました。
待たせてごめんね。
地域おこしとは
すごいお題ですね。
解釈の幅がとても広くて、三者三様の意見がでると思います。
ちなみに4月に地域おこし協力隊の初任者研修に行った時も同じお題が出ました。
その時のワークシート(?)がこちらです。
見づらくてすみません。
一応私たちのグループでは「地域おこしという言葉がなくなった時が地域おこし」ということでまとまりました。
いや、壮大だな笑
今回は僕が考える地域おこしについて書きたいと思います。
地域の人が地域にいて幸せであれる
先日Facebookでこんなポスターが流れてきました。
こういうことだと思います。
地域おこしっていうのは人口が増えるだとか若者が増えるだとかイベントがたくさん行われるだとか
そういうことではなく
地域に住む人が自分の住む地域を「いい場所」と言えることだと思います。
僕はこれを『地域肯定感』と呼んでいます。
自分の住む地域を肯定できる。
それが地域に住む人にとって幸せんいつながるのではないでしょうか。
地域肯定感
今、地方行政は地域創生という言葉を掲げてさまざまな取り組みをしています。
移住促進などの施策を講じています。
けれど、移住促進の前に『地域肯定感』を高める事をまず、していくべきだと思います。
自己肯定感が高い人の回りには自然と人は集まるものですよね。周りで輝いていていつも周りに人がいるような人ははきっと自己肯定感が高いのではないでしょうか。
地域も同じです。
地域肯定感が高い地域には人は自然と集まってくるものだと思います。
地域の人が「うちの地域にはなんもねえよ」「こんな地域に良いところなんてねえよ」
なんていう地域より
「うちの地域にはなあ、こんな立派な木があるんだあ」「この地域にはなあ、こんなおいしい料理があるんだあ」
という地域に移住したくないですか?
前者の地域に移住体験や農泊しても非日常という一過性で終わります。
住みたいと思ってもらうには後者にしていくべきだと思います。
そのために
『地域肯定感』を高めるための手段として
それこそ農泊など、外部の人を地域に呼んで地元の人には気づかない良いところを見つけてもらって地元の人に伝えたりすることがあげられると思います。
まずは移住促進のためではなく、地域肯定感を高めるために人を呼ぶのですね。
これは地域おこし協力隊の役割の1つだと思っています。
もう一つが
住みたい地域を自分たちでつくれるようにしていくことです。
地域おこしを行政主導であったり、一部の大人だけで行っている地域が多くあります。
けれど、それでは地域肯定感は高まらないと思います。
自分の住みたい地域は自分たちでつくるんです。
先ほどあげたポスターにもこう書かれています。
「都会にいようが、田舎にいようが、いま自分がいる場所を、一番いいところに”していかなくちゃね”」
自分たちで、です。
行政頼みではなく、です。
もう一つ紹介します。
http://enwotsunagukai.strikingly.com/blog/vol-1
これは、大学の後輩が紹介されている記事なのですが、よかったら読んでみてください。(いつのまにか画像が消えてる…)
彼女は岩手県二戸市出身で、二戸は嫌だ、東京は楽しいと考えていたそうです。
しかし、 楽しくない街なら自分で楽しい街にすればいいじゃん! という考えを抱き、今では二戸大好きな女の子です。
地域の一人ひとりに住みたい町を自分でつくるチャンスがあり、それを小さくてもいいから叶えられるようにしていくことが大事だと思います。
理想とは違っても自分たちでつくることで愛着を持てるようになります。
そして、地域の若者も「自分たちにも活躍するチャンスがある」と思い、地域を離れてもまた地域のために帰ってこようと思えるようになると思います。
このチャンスは田舎では圧倒的に足りていません。
都会と違い保守的なのが田舎なので。
このチャンスを作ってりするのが行政や地域おこし協力隊の役割なのかな、と思っています。
とくに協力隊は紹介した神山さんのように
とりあえず”自分が”住みたいと思える地域にしていくため、奮闘して周りを意図せず?巻き込んでいけばいいのだと思っています。
終わりに
あくまで個人の意見です。
地域おこしとは、本当に解釈はさまざまで人によって、地域によっていろんな意見があって、そしてそれでいいものだと思います。
けれど、地域に住む人誰もが自分たちの地域を肯定でき、幸せで「地域おこし」という言葉がなくなれば、なんて思います。
あ、ちなみに
その地域に関わるきっかけとしてこんなイベントを行います!
自分が住みたい地域は自分たちでつくろう!
(ちゃっかり宣伝笑)