いいこと文化
昨日は地域創生について書きました。
地方創生はなぜ必要か。地域を守らなければいけないわけ。 – 心向くまま歩む animal trail
その中でいいこと文化が馴染む危険について軽く触れました。
今日は具体的な例として「エコ」について話したいと思います。
なぜエコ活動をしているか
「エコ」
誰しもが聞いたことがある言葉になりました。
良いものですよね。
日本各地で
「エコ」をテーマにしたイベントやフォーラムが開催されています。
たくさんの学生も活発に活動しています。
何のために「エコ活動していますか?」
という質問に対して
ある人は
「ゴミ拾いとかエコをしていると褒められるから」
と。
驚きました。
そうですね。
一昔前はいろいろなところでエコの大切さを訴えていましたが
親も学校でも
いいことだという共通認識のもと
理由以上に行動を求めてます。
「良いことをする」
が目的になっている人もいるのです。
起きている衝突
クリーンエネルギーというと
良いイメージがありますよね。
多くの企業も
そのイメージを使って
自分の会社のイメージを良くするため
「私たちの会社は環境に配慮してます!」と言いたいんです。
しかし、そんな太陽光発電や風力発電ではいろんな衝突が起こっています。
太陽光発電では
多くの森が破壊され
太陽光パネルに置き換わってしまっています。
太陽光発電の環境破壊を見る(上)-山梨県北杜市を例に – Global Energy Policy Research
おかしくないでしょうか?
風力発電では
多くの希少な猛禽類などを巻き込んでしまう
バードストライクという事故が起こっています
風力発電所に「衝突して死ぬオジロワシ」~共存は可能か(石田雅彦) – 個人 – Yahoo!ニュース
おかしくないでしょうか?
自然、環境を守っていくための
エコやクリーンエネルギーが自然、環境を破壊しています。
この問題はなかなか解決されない問題なのです。
なぜならって
良いことをしているつもりだからです。
つまり
「良いことをしているのになんで文句あるんだ」
という言い分です。
このような問題はあちこちで起こっています。
「良いことだから」
ではなく
しっかりと
「なぜ良いのか」
を原点にしてほしいです。
みなさんにも心当たりはあるのではないでしょうか?
もう一度
「なぜ」
を考えてみましょう。