コミュニティのための図書館(コミュニティ・ライブラリー)を作りたい。
それも、最初は外(青空のもと)から始めたいって話です。
本の価値
インターネット
インターネットを誰もが利用でき、たくさんの情報をすぐに手に入れることができるようになった現代において本の価値はもうなくなってしまったでしょうか。
そんなことはないと思います。
インターネットは確かに大量の情報をすぐに手に入れることができる。
けど、その情報にはたくさんの間違った情報が紛れ込んでいます。
一説だと正しい情報と間違った情報の割合は1:9だとか。
では、本はどうでしょう。
本はインターネットとは異なり、著者も出版社も自信のブランドを持っているため、間違った情報を出すことを恐れ、ものすごいチェックをかけたうえで本を作っています。
間違った情報はない、とは言えないけれど
比較的正しい情報が多いのが本だと思う。
インターネットと本の長短を踏まえてしっかり使い分ける必要があるのではないでしょうか。
インターネットでたくさんの情報に触れることができるようになったからこそ、僕らはたくさんの本に出会い、触れ、読むべきなのではないでしょうか。
電子書籍
インターネットと一緒に電子書籍が出回っています。
紙の本の価値はなくなってしまったのでしょうか?
そんなことはありません。
紙の本には
モノがあるという温かさや、ページをめくることの動作、読んだ形跡を残せること、また本にはオブジェとしての機能もあって、読まれていない時間の方が長い本だけど、そこにあるだけで価値がある。
まだまだ、紙の本の価値は大きい。
コミュニティとしての価値
さらに紙の本には
本には知の拠点・好奇心の拠点となり、本をきっかけに出会い、会話し、交流することができます。
「人と人を結ぶ」
コミュニティ創出を促すことができると僕は思っています。
地方の現状
地方と都市の格差
たくさんの本に出会い、触れ、読むことが必要だと話しましたが
地方には本屋や図書館、ブックオフなどは少なく、あってもその蔵書は都市部に比べて少なくなっています。
地方と都市では本に出合う機会に圧倒的な格差があるのです。
Amazonなどの通販があるため、購入には難はありませんが、やはり出会うのはネット上ではなく店舗であったり陳列された本だと思います。
出会いがなければ、購入はもちろんしません。どんなに通販で購入ができるようになって、出会いがなければ意味がありません。
矢吹町の場合
矢吹町には図書館があります。
しかし、矢吹町も他の地方と例外なく都市部の図書館とは大きな格差があると感じています。
また、多くの図書館がそうであるように
読むためのスペースに特化しており、話声や子どもが騒いでいい環境ではありません。
コミュニティとしての機能は薄いと感じています。
それが悪いわけではなく、そういった需要もあるのでいいとは思います。けど、という話。
また、本屋もあることにはありますが、都市部との格差は言わずもがな
そして、コミュニティ創出には至っていません。
じゃ、作ろう!
青空図書館 こかげ
詳細は協力隊ページをご覧ください。
本を通して人と人が出会うための図書館です。
本を通して協力隊と町民が出会うための図書館です。(裏目的はこっちだったり笑)
現在指導に向けて準備中です!!