改めて東京を見てみて…
明日から滋賀で行われる研修に備えて神奈川にある実家で前泊しています。
学生の頃は夜行バスを使うことが多く(岩手↔東京 7時間)東京を明るいうちに見ることなんてありませんでした。
久しぶりに移動中、東京を眺めて「わくわくする場所だな」と感じました。
先進的な建物に、先進的なファッションを着こなす人、たくさんの若者に外国人などたくさんの多様な人々
刺激的な場所です。
その空気に触れているだけでそわそわ、わくわくしてきます。
東京など都市部はたくさんの刺激やチャンスがあふれている場所です。これは地方にはないものでしょう。
現在多くの地方自治体は抱える人口減少や少子高齢化などの課題を受け、若者の流出を防ぐ施策をとっています。
僕はそれには反対です。地方の若者こそ東京に出るべきだと、出すべきだと思います。
江戸時代の話
志のある若者が大都市に憧れを抱いて、地元を離れていくのはどこの国でも、どの時代でも同じです。
ローマの時代もアメリカでも、もちろん日本でも。
今回は例として江戸時代の話でもしたいと思います。
僕は江戸時代、幕末が好きです。
なぜかって幕末ほど若者が活躍した時代はありません。江戸時代ほど多くの20代で命を落として歴史に名を残した人はいないです。
この時代、多くの地方の若者は江戸に強いあこがれを抱き、武芸に励んで皆江戸に旅出ています。
あの西郷隆盛も木戸孝允も板垣退助も。
志ある地方の若者は江戸でたくさんの刺激を受け、経験をし、学び、そして藩(地元)へと帰っていきます。
帰って来た若者は「藩のため」とその江戸で培った経験を活かします。
その中で討幕運動が生まれ、明治政府を作っていきます。
江戸へ出たからこそ、藩や日本を変えるに至ったのです。
これからは地方の若者の時代
これからは地方の若者の時代です。
それは以下の記事に書いてあるのでぜひ読んでほしいな、と。
トビタテ留学やぶき
志ある矢吹の若者にもどんどん東京など都市部に出て学ぶチャンスを与えたい。
これが就職や大学進学では、きっと戻ってこない。
しっかりと矢吹の現状や課題を学んだうえで、帰ってくることを前提に東京に送り出す体制を整えたい。
トビタテ留学Japanのように。
毎年3人志ある若者を募集し、一定期間課題を与えて東京に送り出す。
矢吹ではその人が帰って来た時に活躍できる舞台を整えてあげる。
部隊を整えられなければ、若者は矢吹に二度と来なくなる。
もしも、それでも東京で生きることを選んだのなら仕方ないこと。
地元から出さないように、偏った情報だけ与えているのはフェアじゃないし、若者・日本のためにならない。
そんな体制を作ってあげたいな。