もし僕が〇〇だったら
ないものねだり。
隣の芝生はいつだって青い。
もし僕が音痴じゃなかったら
もし僕が音痴じゃなかったら
今みたいにBUMPを聴いて
彼らの優しさとか強さとか格好よさとか
人のそばに寄り添える伝える力に憧れて
バンドマンを目指していたかもしれない。
もし僕が味覚音痴じゃなかったら
もし僕が味覚音痴じゃなかったら
「まんがでわかる 7つの習慣」とか
「まどろみバーメイド」とかを読んで
辛いことがあった時、嬉しいことがあった時
ふと寄りたくなる空間と
その時の相手に合わせたカクテルをそっと提供する姿に憧れて
バーテンダーを目指していたかもしれない。
僕が〇〇だったから
僕が音痴だったから
僕が音痴だったから
バンドマンになって唄で伝えてるのではなく
自然を通して伝えようとして
「花や虫と目が合う瞬間を」
「参加者の人生に寄り添う自然案内を」
「自然を通して自分の想いを」
そんな想いで自然散策会を続けてる。
僕が味覚音痴だったから
僕が味覚音痴だったから
バーテンダーになって空間やカクテルを提供するのではなくて
辛いことがあった時、嬉しいことがあった時
ふと話したくなる人になろうと頑張っているし
いつかカクテルは提供しないけど
「未成年のためのBAR」みたいなことをやってみたいと思っている。
できないことがあるから
できないことばかりだから
それを補えるような知識やスキル、経験を身につけようとしてきたし
周りの人を尊敬し、嫉妬し、大切に思えて
力になりたくて、追いつきたくて
成長できた。
バンドマンを目指している僕からも
バーテンダーを目指している僕からも
羨ましがられるような僕の人生。